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フローズン・タイム [DVD]
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Customer Reviews
Overall Rating:4.0

時の質を上げるには、愛と夢が必要。
2008-12-07
もともと静物画の技法をファッションモデルに使い、
90年代後半に脚光を浴び始めた
ファッションフォトグラファーです。

デザイン&ファッション雑誌の
i-D、アリーナ・オム・プラス、ビジョネア、Vogueで活躍し、
All Saintsのプロモーションビデオの監督をし、
ジャンポール・ゴルチエ、ランドローバーなどのCMも手がけています。
撮影した有名人はエルトン・ジョン、北野武、
カイリー・ミノーグ、エリック・バナ、等いろいろ。

デヴィド・リンチ監督との共同制作もしており、
視覚効果に富む作品を創り続けています。

この映画は冒頭に紹介した、
静物画の技法を映画に活用した作品と言えるでしょう。

時間を止めるというマジックは、
非常に普段観ることの出来ない側面から
物事や美しさを発見させてくれます。

例えばエンドカットに登場した、降りそそぐ雪が
写真のように静止した中でのキスシーンなど、
考えつくようでなかなか考えつかない視点ではないでしょうか。
とても、綺麗ですね。

我々は流れる時間の中で生きていますけれど、
つくづく思うのは、
同じ5分でも、集中力によって3時間くらいのことが
出来る場合もありますし、
インスピレーションが降りてきて、
素晴らしいアイデアが生まれることもあります。
または、素晴らしい芸術や自然を見て
感動する時間にもなったりします。

時間を輝いたものにするという発想で
毎日を生きていきたいと、、改めて思いなおしました。
そのためには、やはり、明日の自分、未来の自分を
思い描き、今を逆算して生きることが必要だろうと、、
彼女にふられて、愛のない生活を送る主人公が、
自分の「夢」を持つ女性と出会い、

「「夢」を発見できているというのは素晴らしいね、
見つけられない人だっているんだから。。」
と言っていましたけれど、

人生の時間のクオリティを上げるのは、
「夢」に向かって、一日一日を未来に向かって
大切に過ごすということ、
そして、愛する人と一緒に過ごすということだと、
改めて、思います。

この映画、
周りの役を固めている人たちも素晴らしく、
笑いもあり、とても良質な時間を過ごせたことを
感謝しています。

なんだか、、この映画って
僕が思う理想的な人間関係なのかもしれません。(笑)

寡作だと思いますが、結構評価は高く、
このDVDは、なんとなく購入しちゃうでしょう。。
評価は4と5の間です。


時間(とき)がテーマです。
2008-12-01
時間(とき)は刻み続けていきますが、時を長く感じるのか短く感じるのか止まった感じなのか、その長さを感じるのは人のもつ感覚で決まるものだということを分からせてくれる作品です。
何も見えないとき感じないときは、まさしくフローズンタイム、揺らいで流れるように進むものに対して混沌として傍観するしかないのです。
こころの空洞化というものでしょうか。
ところが、ひょんなことからトリガーがかかり、止まってしまった時間に変化がおき、こころにときめきのエッセンスを感じ、新たな時(とき)が刻み始めるのです。
この作品は、時間(とき)をテーマに美的なセンスで構成されていると思います。
アメリカ映画にはない、微妙なこころの変化をソフトに表現した作品です。


綺麗な映像
2008-11-29
本当に綺麗な映像で見入ってしまう、ここまでお洒落な映画はあまりないと思う。
内容はたいした事ないので流して見たい時にはオススメ


華麗なストップモーションの世界
2008-11-16
時間を止めて かわいい女の子の服を〜というのは男の願望。(笑)
この映画もそんな願望をベースに展開される
コメディータッチの映画だと思っていた。
事実、ストーリーはそんな感じに進んだのだけれど
美大生の主人公が行ったのは、
そんなストップモーションの彼女たちをデッサンすること。
進行していくのは、人を愛する彼の心である。
最後に、彼のデッサンに収まった心の彼女が、いっぱいに広がり
ストップモーションの雪の中を
二人が歩く姿は幻想的でさえある。
最初の思惑とは違ったけど (笑)
これはこれで“あり”かもしれない。


エロティックで綺麗な、恋愛映画
2008-10-17
主人公の失恋から話が始まるんですけども、その失恋した主人公の描かれ方ひとつ見ても、この映画がどんな映画かわかると思います。
いい映画は、大抵そうですけど。

相手のことを、ほんとにまじめに好きになる。
そういう恋愛をする人なら、この主人公が眠れなくなってしまう気持ちが、よくわかるんじゃないかと思います。
そういう様子が、ごく自然に、とてもよく描けています。

そんな感じで不眠の続いていた主人公は、あるとき急に、理由もなく、止まった時間の中を動けるようになります。
それをいいことに、スーパーに来る女性を半裸にして、スケッチしちゃったりします。
このシーンがこの映画のハイライトとも言えるわけですが、「ちっともいやらしくなくてキレイ」てなわけじゃなく、普通にエロいです。
もちろんポルノみたいなやらしさじゃないですけど。
というか、ポルノで描かれるようなエロスの方がおかしいのであって、元々エロティックなものは、それだけで十分に綺麗なんじゃないかという気もします。
なので、このスーパーの場面も、エロいとは思いますけど、とても綺麗です。

他にもエロチックな場面はところどころにあって、修正が入ってたりします。
それについて批判してるレビューもあったので、どんなにデカデカと修正が入ってんのかと思ったら、全然大したことなくて、自分は全く気になりませんでした。

こうして書いてるとずいぶん官能的な映画みたいですが、実際にはそれは味付け程度で、至ってまともな恋愛の映画です。
主人公が恋をする相手の女の子が、パッと見驚くほどの美人じゃないのに、すごくキュートで可愛いかったりするんだけど、それに惹かれていく主人公の気持ちが素直に伝わってくる、素敵な恋愛映画だと思います。